戒名が高額な戒名になりました。
以前、急死した父親の葬儀を執り行うことになった僕。
長時間病を患って掛かる妻はアテにできず、頼りになる親せきもおらず途方にくれました。
とりあえず近所の葬儀社を見つけ出し、通夜、葬儀の全体をお任せすることに。
しかし任せるといっても、葬儀の内容は種々、ぶっちゃけフィーとの依頼になりますから、個々ココが決めなくてはなりません。
やはり困ったのが戒名です。
菩提寺はありますが、お盆の時に仏壇手前でちょこっとお経をあげてもらう程度のお人付き合いなので、どんな戒名を付けてもらったら良いのか、まったくわかりませんでした。
やむを得ず、投資というのを葬儀社に聞きましたが、そこで妻がいきなりのお話言明。
「恋人は院号を付けてもらいたがってたから、院号でお願いします。」
それって戒名費用が一番良いヒューマンじゃあ…。
葬儀本体にもお金が増えるのに、これで戒名費用まで高額だといった大変だと青くなりましたが、必ずしも院号については妻が譲らず。
僕としても父親の遺言だと思うと無碍にも出来ず、只、妻の言う通りの戒名にしました。
だが後で聞くと、男が院号の戒名の場合は、マミーも同じレベルにしないといけないとのこと。
これで自動的に妻の葬儀の時にも高額な戒名費用が要するということになってしまいました。
恐るべし、戒名。
落とし穴でした。
(愛媛県 松山市 無信心なおばちゃん)
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