突然の告別ジャンルで慌てていました

突然の告別ジャンルで慌てていました

家の近くに住む、友人のおとうさんが亡くなりました。

 

あたいは連絡をもらって、翌日の告別クラスに出場をしたのです。

 

家まで愛車で三スパンかかります。

 

朝早く礼服だけを持って、建物を出たのです。

 

家には寄らずに、ありのまま告別式場へ向かったのです。

 

座敷を借りて、すぐに礼服に着替えました。

 

これで高級だと思い、鏡でチェックしていたらなんとマニキュアがしてあったのです。

 

あたいは昨日は彼氏とデートを通じていたので、敢然とマニキュアを通じていたのです。

 

しかも真っ赤なマニキュアなのです。

 

さすがにまずいと思ったのですが、ここには除灯液なんてありません。

 

そうこうしていたら、告別クラスが始まってしまったのです。

 

あたいはすぐに愛車に乗って、頂点近くの薬舗へ行きました。

 

そこで除灯液を買って、急いで車の中でマニキュアを落としたのです。

 

きれいには落ちませんでしたが、これくらいなら大丈夫だろうと願い告別クラスに出たのです。

 

黒色のストッキングがなかったので、肌色のストッキングを履いていたのです。

 

そして靴を脱いだご時世、徒歩のマニキュアに気づきました。

 

さっぱり忘れていたのです。

 

徒歩にもマニキュアがしてあったことを、あたいはすっかり忘れていました。

 

私の自省しないといけない点は、マニキュアだったのです。

 

(三重県内四日市市 ななみ君)