葬儀の席では明かし過ぎには注意したいです

葬儀の席では明かし過ぎには注意したいです

高校生の時の同窓生が亡くなりました。

 

昨年会った時は、とっても気迫でした。

 

それなのにその一年後には、俄然亡くなってしまったのです。

 

あまりにも突然でいとも驚きました。

 

もちろん葬儀へは足を運びました。

 

止めのお別れを必ずしもしたかったのです。

 

ご父母という出会うのははじめてです。

 

何とも手厚いご父母だとは聞いていました。

 

わたしは何度もご父母に、生前の少女との事を話したのです。

 

一緒に行ったお出かけの話しや、道楽の時、自慢などご父母が知らない事がいっぱいあると思ったのです。

 

ですからわたしは、私のわかるすべてをご父母に教えたかったのです。

 

それでもわたしは何かと話し出し過ぎていたみたいです。

 

ご父母はとても口数が少なかったです。

 

それは少女を、若くして亡くしてしまったからなのでしょう。

 

多少なりとも元気づけられたらと思ったのです。

 

それでもそれは余計な事だったのです。

 

葬儀ではあれこれ話をしてはいけません。

 

元気づけようと思っても、亡くなった子どもの事でそんなにもすぐ元気になんてなれません。

 

葬儀の時は悲しみに包まれているのです。

 

その雰囲気を無理して変えようとしなくてもいいのです。

 

だからこれからは葬儀では静かにしていようと思います。

 

そうしないといけないものなのです。

 

(三重県内四日市市 みみりん氏)